保険診療
一般歯科
辻堂の阿部歯科CTクリニックでは、むし歯や歯周病のほか、親知らずなどの埋没歯の治療に力を入れています。以下のような症状にお心当たりがある場合は、ぜひお問い合わせください。
親知らず
親知らずの症状チェック
歯の奥に痛みを感じたり、出血したりする
埋没している親知らずが原因かもしれません。歯が顔を出していなくとも、隣接した歯や歯ぐきを圧迫している可能性が考えられます。
親知らずが斜めに生えている
親知らずが前後方向、もしくは奥に向かって成長している場合は、対抗する歯がありませんので、長く生える可能性があります。このような場合、周囲の歯茎を傷つけることがあるので、注意しましょう。
わずかな痛みを感じるが、我慢していると治まる
痛みの感じ方は体調によっても異なります。根本的な原因を取り去らないと、将来、大きな痛みに発展することも考えられます。今のうちに抜歯することをお勧めします。
親知らずではなく、隣の歯に痛みを感じる
親知らずに圧迫されていることが考えられます。そのまま放置すると、健康な歯を痛めてしまうかもしれませんので、生えている向きや将来の可能性を検査してみましょう。
親知らず周辺の歯ぐきが腫れている
親知らずが生えたことにより、お手入れしにくい歯の奥にばい菌がたまり、炎症を起こしているのかもしれません。場合によっては親知らずを抜歯し、ブラッシングしやすい環境を整えることが必要です。
親知らずの向かい側が痛い
親知らずが斜めに生えている場合と同様、噛み合う相手がなければ、歯は長く生えてきます。かみ合わせにも影響してきますので、早めの検査をお勧めします。
歯周病
はじめに
歯周病の原因は、ばい菌や歯垢(プラーク)です。免疫力の高いうちは感染しませんが、ストレスや老化により体の抵抗力が弱まると、誰でも発症する可能性があります。40歳を過ぎると、むし歯よりも歯周病によって歯を失う可能性が高まるといわれています。
歯周病で気をつけたいところは、歯だけではなく歯の周囲組織も破壊されてしまうこと。そうなる前に、医師や歯科衛生士の治療やアドバイスを受け、日頃から歯のお手入れをすることで、いつまでも健康な状態を保ちましょう。
歯周病の仕組み
毎日のように歯の表面に付着する細菌は、そのまま放置しておくと繁殖し、細菌の塊であるプラークを形成します。通常は歯磨きで取り除けますが、お手入れの方法によっては石灰化し、やがて歯石となります。こうなると、ポケットにたまったばい菌がさらに繁殖し、毒素を生み出すのです。
人間の体は、この毒素をやっつけようとしますが、そのときに血管や歯茎の組織ごと破壊してしまうことがあります。出血や歯がグラグラするのは、この自己防衛機能の副作用といえるでしょう。したがって歯周病治療は、歯石やプラークの除去から始まります。
歯周病の治療
1 ブラッシング指導
現状のブラッシングでどこが磨けていないのか、どうすれば磨き残しがなくなるのかをご説明いたします。場合によっては、患者様に合った専用歯ブラシ、デンタルフロス類などのアドバイスもいたします。
2 スケーリング(歯石除去)
超音波を利用したスケーラーなど、専用の器具を使って除去することを、スケーリングといいます。歯石は強固に付着しており、ブラッシングだけでは、なかなか取り除くことができません。超音波を併用することで、ソフトなタッチでも効果的に施術することが可能となり、ほとんどの場合麻酔も使用しません。
3 外科治療(重度の場合)
ばい菌が内部まで浸透し、組織を破壊している度合いが大きい場合は、外科治療を行います。歯肉を開いて歯根を露出させ、歯垢や歯石を取り除いた後に、組織をよみがえらせる再生治療へ移行します。
4 メンテナンス治療
歯周病治療は、施術が終わってからが、本当の始まりといえるでしょう。元の状態に戻らないよう、最低でも半年に1回は、歯科医師と歯科衛生士による定期検診を受けてください。また、ご家庭でできるメンテナンスの方法などもございますので、詳しくは辻堂の阿部歯科CTクリニックまでおたずねください。
入れ歯の種類
総入れ歯
すべての歯を失ってしまった方にお勧めの方法です。会話や食事を楽しむことも大切ですが、かむという動作をしないと、次第に顎の筋肉が弱まり、体のバランスを崩すことがあります。健康づくりという観点からも、入れ歯の活用をお勧めします。
義歯
部分入れ歯
失ってしまった一部の歯を補てつする入れ歯です。抜歯した後の歯ぐきで入れ歯を支えるとともに、隣の歯にバネをかけて安定させます。複数の歯を補うことも可能ですし、健康な歯が1本しか残っていなくても施術可能です。
保険の入れ歯
健康保険が想定しているのは「失われた機能の回復」となりますので、噛み心地や見た目といった、個人の好みを反映させることはできません。
【メリット】
- ・治療費が安い
- ・ほとんどの症例に対応できる
- ・1ヶ月ほどの短期間で作製可能
- ・万が一壊れても部分的な修復が行いやすい
【デメリット】
- ・使える材料が限られている
- ・細やかな加工がしにくく、食べ物や飲み物の温度が伝わりにくい
- ・違和感が大きく、フィットしていてもすぐに合わなくなる
- ・不衛生になりやすい